THESIS TITLE
『The 2016 Kumamoto earthquake sequence.』
BRIEF
- 本論文は「2016年熊本地震系列」に関する論文です。
- 著者らは「2016年4月初旬、浅発で中規模から大規模、そして強い余震を伴った一連の地震が熊本地域で発生した」と背景を説明され、
- その概要を、
- 「およそ28時間前に発生した気象庁マグニチュード6.5の前震の震源地近くで気象庁マグニチュード7.3の本震が2016年4月16日に発生した」、
- 「激しい地震活動により、蓄積されていた弾性エネルギーは主として2つの既知の活断層に沿った右横ずれ断層で放出された」、
- 「本震の破壊は異なる断層ジオメトリの複数の断層セグメントに沿って伝播した」、
- 「断層はかなり正確に地質年代区分で観察される地殻変動と地震観測から推定される応力場とに一致していた」、
- 「この一連の地震の1つの顕著な特色は大分地域で動的に誘発された地震を含む激しい地震活動である」、
- 「本震の破壊に続いて地震後地殻変動および南西および北西へ向かう地震帯の縁の拡張が確認されている」と報告されています。
AUTHOR(S)
Kato A, Nakamura K, Hiyama Y.