2017年4月6日木曜日

2017年3月14日~15日に開催されたFOMC(Federal Open Market Committee)の議事録(2017年04月05日公表)中、”バランスシート”に関するパートの直訳

2017年3月14日~15日に開催されたFOMC(Federal Open Market Committee)の議事録(2017年04月05日公表)中、”バランスシート”に関するパートの直訳


  1. 2014年9月の正常化に関する政策と計画/Policy Normalization Principles and Plansに明記されたバランスシート正常化(※”balance sheet normalization”。ここでは過去のQE(証券買い入れによる金融緩和)で膨らんだバランスシート(“balance sheet”)の縮小。)への道筋について政策立案者は議論中に再確認した。

  2. 特に、委員会参加者は 連邦準備制度の保有証券削減は段階的かつ予見可能そして当初は償還保有証券分再投資の段階的廃止により遂行されるべきであると合意した。

  3. 殆どの参加者はフェデラル・ファンド金利のターゲットレンジ変更はフェデラル・ファンド金利がその実効下限を上回った際における金融政策方針調整の主要手段とすべきであるとの見解を示した。

  4. 複数の参加者は実効下限へとフェデラル・ファンド金利を近づける(引き下げる)よりも更に大胆な緩和金融政策が正当化される様な相当の経済的逆境の場合に限り、委員会は資産買い入れを再開すべきであるとの見解を示した。

  5. 加えて、フェデラル・ファンド金利水準の正常化が充分に進行するまで再投資を維持する委員会の政策は 順調かつ効果的な金融政策の遂行を支持し、緩和的金融状況の維持を補助するとの指摘があった。


  1. 多くの参加者がバランスシートの縮小は受動的かつ予見可能な方法であるべきと強調した。

  2. 幾人かの参加者は、フェデラル・ファンド金利のターゲットレンジ引き下げを必要とする深刻な経済的逆境に見舞われた場合は再投資を再開することが適切であるとの見解を示した。


  1. しかしながら一気に再投資を中止する方法は若干早いバランスシートサイズ正常化を可能にし、コミュニケーションが容易になると通常見られている(※その前段で再投資の段階的縮小か一気に中止するか、その際の市場の受け止め方に関する議論があったと記されています)。

  2. バランスシートのサイズと構成の迅速な正常化促進について、一人の参加者は 保有不動産担保証券(※MBS)縮小の最低ペースを設定し、もし必要ならばそのペースを維持するための不動産担保証券売却を主張した。


  1. カシュカリ氏は緩和的金融政策の撤廃をデータが支持する場合、FOMCはフェデラル・ファンド金利を更に引き上げる前に バランスシート正常化詳細プランを公表することも主張した。