2017年2月8日水曜日

学術論文の紹介 #福島第一原子力発電所 #主観的幸福 #除染

THESIS TITLE

『Decontamination Reduces Radiation Anxiety and Improves Subjective Well-Being after the Fukushima Accident.』

BRIEF

  1. 本論文は「福島第一原子力発電所事故後の放射線不安低減及び主観的幸福向上と除染との関連」に関する論文です。
  2. 著者らは「2011年の福島第一原子力発電所事故以来、不安から保護し幸福感を向上させるための社会の再構築の重要性が高まっている」と背景を説明され、
  3. 「住民の不安を減じ主観的幸福を向上させるために丸森町によって行われた放射線関連対策の効果を評価するため、質問調査を宮城県伊具郡丸森町の住民に実施」、
  4. 「加えて主観的幸福向上のための町の計画に関する効果的対策提案のため、住民の町への愛着感と主観的幸福との相関を分析し住民の町への愛着感の背景にある主因を特定」されています。
  5. 「福島第一原子力発電所の北西約50キロメートルに位置する丸森町は、限られた調査と専門家の医療的サポートそして町により軽減努力が最初に開始されているため、不安に対応するために町が採用した対策の効果を評価するのに適した地域である」としてその結果、
    1. 「得られた結果から除染評価と住民の主観的幸福向上に寄与する事故後の不安低減との相関が示唆された」、
    2. 「一方、コミュニティにおける人的交流と自然環境に関連する項目の評価は住民の主観的幸福向上に寄与する町への愛着感の主因であることが確認された」等を報告されて、
  6. 「不安低減に関する放射線関連対策効果を定量的に評価した、そして主観的幸福向上のための効果的な政策を提案した初めての研究である」と結ばれています。

AUTHOR(S)

Murakami M, Harada S, Oki T.

THESIS URL

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/28163296