2016年10月11日火曜日

学術論文の紹介 #乳がん #ホルモン療法 #認知機能障害

THESIS TITLE

『Postoperative hormonal therapy prevents recovery of neurological damage after surgery in patients with breast cancer.』

BRIEF

  1. 本論文は「乳がん患者の術後の神経障害回復と術後ホルモン療法の関連」に関する論文です。
  2. 著者らは「がん生存者は全身麻酔、術後の外傷そして術後補助療法等の認知機能障害のリスク因子に曝される」と背景を説明されて、
  3. 「最近の研究において著者らは術後直ぐの視床容積減少と注意機能障害発症を確認した」とし、
  4. 「術後の乳がん患者の20人の予後6ヶ月を調査」されています。
  5. 「7人の患者は術後補助療法を何ら受けず、13人の患者は術後ホルモン療法を受けた」、「患者らの注意機能と視床容積を術後直ぐと6ヶ月後に評価」され、
  6. その結果、「注意機能と右視床とで有意な(それぞれのp値は0.033と<0.05、Small volume correction法)group x timeの交互作用が確認されたことは、術後補助療法を受けていない患者における視床容積減少および注意機能障害の回復を示唆している」と報告され、
  7. 「がん生存者の認知機能障害に関するホルモン療法の潜在的役割のより良い理解を、得られた知見は提供する」と結ばれています。

AUTHOR(S)

Sekiguchi A, Sato C, Matsudaira I, Kotozaki Y, Nouchi R, Takeuchi H, Kawai M, Tada H, Ishida T, Taki Y, Ohuchi N, Kawashima R.

THESIS URL

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27708377