2016年10月31日月曜日

学術論文の紹介 #病院 #職員不足 #福島第一原子力発電所 #東日本大震災

THESIS TITLE

『Hospital Staff Shortage after the 2011 Triple Disaster in Fukushima, Japan-An Earthquake, Tsunamis, and Nuclear Power Plant Accident: A Case of the Soso District.』

BRIEF

  1. 本論文は「2011年の地震、津波そして原子力発電所事故の3重災害を受けた福島県の病院職員不足」に関する論文です。
  2. 著者らは「2011年福島県は地震、津波そして原子力発電所事故の3重災害に襲われた」、「その後、病院職員の間には放射線被曝への重大な恐れが生じ、多くの職員が職場に出勤できなかった」と背景を説明されて、
  3. 「病院職員のこの不足を調査し、病院タイプと職員分類による回復の違いを比較」されています。
  4. 研究デザインとして、
    1. 「福島県相双地域の7つの病因の記録から匿名として2011年5月から2012年9月の職員数の月次記録を抽出」、
    2. 「職員数の変化を分析」され、
  5. その結果、
    1. 「災害から1ヶ月内に病因の職員不足は最大値に達した(災害前の47%)」、
    2. 「事務員の不足(災害前の38%)は最も申告で次いで看護師(災害前の48%)」、
    3. 「災害から18ヶ月を経ても不足状態であった」等を報告されて、
  6. 「病因機能へのダメージが病因建物の被害を上回る災害の後には、急性期における人的資源の大規模支援と中期における規模の小さい支援が、特に非医療スタッフに対して、求められると考えられる」と結ばれています。

AUTHOR(S)

Ochi S, Tsubokura M, Kato S, Iwamoto S, Ogata S, Morita T, Hori A, Oikawa T, Kikuchi A, Watanabe Z, Kanazawa Y, Kumakawa H, Kuma Y, Kumakura T, Inomata Y, Kami M, Shineha R, Saito Y.

THESIS URL

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27788170