2016年9月6日火曜日

学術論文の紹介 #福島第一原子力発電所 #社会的不安

THESIS TITLE

『The Effects of the Passage of Time from the 2011 Tohoku Earthquake on the Public’s Anxiety about a Variety of Hazards.』

BRIEF

  1. 本論文は「様々な危険への社会的不安に関する2011年東北大震災以降の経時変化」に関する論文です。
  2. 著者らは「地震や原子力事故等の様々な危険についての日本人の不安が2011年東北大震災以降に経時変化しているか否か」を調査されています。
  3. 「51種の危険に対する不安の社会的レベルの変化を確認するために2008年、2012年および2015年の3回の全国調査のデータを比較」、「被験者リスト作成のためそれぞれの調査で同一の2段層化任意抽出を実施」され、
  4. その結果、
    1. 「地震と原子力事故への不安は東北大震災後一時的に上昇し 重大な地震や原子力事故の無かった4年間を経て減少」、
    2. 「地震と原子力事故以外の幾つかの危険への不安レベルは地震から10ヶ月後に減少し、4年を経ても変化はなかった」等を報告されて、
  5. 「それ故皮肉にも巨大災害は少なくとも数年間一般的な社会的不安を減少させる可能性がある」と結ばれています。

AUTHOR(S)

Nakayachi K, Nagaya K.

THESIS URL

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27589780