2016年8月17日水曜日

学術論文の紹介 #福島第一原子力発電所 #EPR

THESIS TITLE

『IN-VIVO RADIATION DOSIMETRY USING PORTABLE L BAND EPR: ON-SITE MEASUREMENT OF VOLUNTEERS IN FUKUSHIMA PREFECTURE, JAPAN.』

BRIEF

  1. 本論文は「生体計測用L-バンドEPR装置を利用した福島県でのオンサイト測定」に関する論文です。
  2. 著者らは「福島第一原子力発電所事故時に原発から80km圏内に居住され、事故後少なくとも3ヶ月間はそこに住み続けていた被験者の歯の電子常磁性共鳴(EPR)信号の直接測定」を試みています。
  3. 「34人の被験者」、「ダートマス大学のEPRセンターで開発された携帯型LバンドEPR装置を利用」、「全ての測定で上顎切歯向けに設計されたループ型共振器を利用」、「潜在的にそれら信号は事故に起因する放射線誘発信号のみならず、環境からの過去の被曝や医療被曝等によるバックグラウンド信号も含まれる」とされたその結果、
  4. 「測定サイトへの線量計の搬送、そして測定の実行可能性と有効性を確認」、「得られた信号の強度は、福島での潜在被曝のない被験者のそれよりも有意に高いことはなかった」等を報告されています。

AUTHOR(S)

Miyake M, Nakai Y, Yamaguchi I, Hirata H, Kunugita N, Williams BB, Swartz HM.

THESIS URL

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27522046