2016年7月19日火曜日

学術論文の紹介 #和歌山県北部 #地震 #ラドン濃度

THESIS TITLE

『Anomalous changes in atmospheric radon concentration before and after the 2011 northern Wakayama Earthquake (Mj 5.5).』

BRIEF

  1. 本論文は「2011年の和歌山県北部の地震(気象庁マグニチュード5.5)前後の大気中ラドン濃度の特異な変化」に関する論文です。
  2. 著者らは「2011年7月5日に和歌山県北部で発生した浅発性直下地震(気象庁マグニチュード5.5、震源深さ7キロメートル)発生前後で、大気中ラドン濃度の相当な増加が震源地周辺地域で観察された」、「観察期間においてこの地震はサンプリングサイト近傍では最大であったことが、サンプリングサイトの地震活動から確認された」と背景を説明されて、「この変化が特異なものであるか否かを検討するために、13年間に渡る日次最小大気中ラドン濃度記録」を分析されています。
  3. 「季節変動と線形トレンドを除去した残留ラドン濃度が、通常期間の残留ラドン変動の3シグマを超えた場合、濃度値は特異であると判断する」とされたその結果、「ラドン濃度の特異な上昇が地震の前後で確認された」と報告されて、「気象庁マグニチュード5.5の地震に関連する特異な変化が震源地近傍の大気中ラドンモニタリングにより確認された」と結ばれています。

AUTHOR(S)

Goto M, Yasuoka Y, Nagahama H, Muto J, Omori Y, Ihara H, Mukai T.

THESIS URL

http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27412515

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